自分を認識することから始まるこころ

生まれたばかりの赤ん坊の時期はまっさらな状態で、自分と他人の区別をつけるという感覚「自意識」がありません。心の成長には愛情という要素がとても大事です。母親などからの愛をうけて自分を愛する事を知っていく段階ですから、その時期にたくさんの愛情を受けて育つ事がその子の心の成長を左右します。成長が目に見えづらい「心」だからこそ慎重にかつ大事に育てなければなりません。

鏡像段階の時期

ジャック・ラカンという精神科医が唱えた説のひとつに鏡像段階というものがあります。生後6か月~1年半の間に赤ちゃんが通過する時期で、鏡に映った自分や他人の姿を見て自己の像を形成するという説です。

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